ヘッダー用_都
2010/01/01

元旦

皆様、明けましておめでとうございます。
いつも見てくださってる方も、流れ着かれた方も、久しぶりに見てくださった方も、ありがとうございます。
年賀状の挨拶は謹賀新年とか色々あるけど、迎春が一番好き。
なんか、春迎えたよ!今年も頑張って行こうね!って感じがするから。・・・どうでもいいねw

今年が皆さん、又は自分にとって、去年よりさらに飛躍の年となりますよう、新しいチャレンジに恐れず立ち向かって行けますよう、心より祈っております。
今年もこの拙い絵描き・文章書きを、よろしくお願い致します。

記念にショートepをば。新年も来たし、前進したいねって話。(リア充注意!
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2009/11/09

出張だった

出張だった。
書くネタが無いので久しぶりに文章の練習。そういやギャルゲ制作忘れてら/(^o^)\

----------「おはよう」----------

「おはよう」
必ず君は一日の始まりにそう僕に声をかける。
おはよう
僕も君にそう答える。
しかし君はそそくさと他の友達の所へ戻って行く。

僕が学校に通ってから話す言葉は大抵この一言だけだ。
君は友達がたくさん居て、僕は一人ぼっち。
対極的な僕達は共通点もなければ話題も無い、只のクラスメート。

今日も一日が終わる。
「おや?」
君の席の近くに何か落ちている。
定期入れだ。今頃どこで落としたか探して、困っているだろう。

僕はこれを届けるべきだろうか・・・?
・・・いつも声をかけてくれているお礼に届けてやらない事もない。
そう考えながら定期を手に教室を出る。

下校時刻はとっくに過ぎていて、きっと君はバス停の近くまで行っている。
僕は少し足早に君を追いかけた。
気付くと何故か早足は駆け足に変わっていた。
追いかける途中で君を見なかったかと身振り手振りで聞いて行く。
君の定期を見せて説明すると、クラスメート達は、少し前にここを通っただとか、
どっちに行ったとか教えてくれた。

僕が走って君を追いかけた事もあって、君がバスに乗る直前の姿が見えた。
息は切れてしんどかったが、僕は君の名前を呼んだ。

「????!!」

その声に周りの人は誰も気付かない。きっと走りすぎて声にならなかったのだろう。
僕は肩を大きく上下させながらゼェゼェと息を吸う。

結局頑張り損だったな…。
少し落ち着いた僕は振り返り、あほくさ・・・と自分の帰路へと着く。

「君の声、ちゃんと届いてるよ。」

不意に背後から声がした。
「どうしたの?急に姿が見えたからビックリしちゃった。」

正直君よりこっちの方がビックリしているとは言えるわけもなく、
僕は君に定期を差し出す。

「わざわざこれを届けるために・・・?」
こくこく。
「別に一日ぐらい持ってなくてもいいのに・・・」
そう言いながら君がはにかむ。
「届けてくれてありがとう。」
どういたしまして。
「どうせだし、すこし話をしていかない?」
僕は断る理由も無いので、大人しく了承した。

「君って不思議な人だよね。」
少し君の世間話を聞いた後、いきなりそんな事を言われた。
そんな事は無いと、全力で首を横に振る。
「絶対不思議だって!特に行動が!今の首振る動作だって全力過ぎるよ!」
そう言われると、そんな気がしてきて、恥ずかしさから目線をあらぬ方向に逸らしてしまう。
「でも今日はありがとうね。おかげで助かっちゃった。」
君は僕の隣から立ち上がって、さっきのバス停へ戻る。
「そろそろ次のバスが来るから。」
そう言った君の表情はなんだか寂しげで、こちらまで寂しくなってくる。
「じゃあまたね、」
また、と手を振る。
「声の無い、素敵な配達屋さん。」
その呼ばれ方は少し恥ずかしかったが、僕も手を振り返す。

僕は生まれてすぐ、声を出せなくなった。だから、今までも一人で楽しく過ごす方法を考え、
ずっと一人で過ごしてきた。きっと君の朝の一言がなければ、僕はここには居なかっただろう。

君の姿が少しづつ小さくなって、僕一人だけが取り残される。
そこはいつもと同じ空間。いつもの僕の空間。
決して寂しくないとは言えないけれど、もう慣れた。
けれど今日は少し嬉しい事があったから、気分は上々だ。

言葉は発せられなくても、伝わると言う事が分かったから。

1年後…

「おはよう」
「おはよう」
今日も君は僕に声をかけた。
----------「おはよう 終わり」----------
2009/08/09

一応

忘れないうちに終わらせておこう。

----------02_01「福招き」----------

----------02_02「福招き」----------

----------02_03「福招き」----------

----------02_04「福招き」----------

----------02_05「福招き」----------

気付けば辺りはすっかり薄暗くなっていた。
今日は歩きで登校した俺は、足早に家へと急ぐ。正直気味が悪かった。
「流石に暗いな…」
街灯はあるものの、そいつらの灯は非常に頼りなく今にも消えそうだった。
ダメ子はきちんと、安全で屋根のある場所で過ごせているのだろうか?
あいつのことだから、公園とか行きかねないな…
まぁ、今まで通り無事にやり過ごしているだろう。こんな夜を彼女は今まで何度も過ごしているはずなのだから。きっと大丈夫。そう自分を納得させて、もうこれ以上考えないようにした。それと同時にようやく明るい道路に出て、ため息を一つついた。
「やっぱり、ダメだ」
そう、誰に言うでもなく言うと、今来た方向へ振り返った。

それは、意外にも俺と別れた自販機の前にちょこんと座っていた。
「ダメ子!」
気付くと俺はほぼ叫ぶような声で、彼女を呼んでいた。
ビクッとすると同時にこちらを振り返り、何故か逃げようとしている。
「待て!!なんで逃げるんだよ?!」
「なんとなく!!」
「あほか!!」
それを何とか言葉で制止し、彼女の細い手首をやや強く掴む。ここまで必死に走ってきた俺は限界が近く、息をゼハーゼハーと吐いていた。ここで逃げられてはたまらないからな。
「な…なに?少し怖いよ…?」
「いいから…ハァハァ…黙って…んっく…着いて来い」
「?」
理由も説明せずに、そいつの腕を引っ張る。特に抵抗もせずダメ子は付いてきた。それにしても華奢な腕だ。少し力の加減を間違えると壊れてしまいそうだ、なんて考えながら少し手の力を緩めた。それと同時に、
「何かあったの?」
「いや、特に何も。ただ、ちょっとお前に着いて来て欲しいだけだ」
「どこに?」
「言えない」
ダメ子は少し怖くなったのか、掴んだ腕を少しであるが、振りほどこうとした。何か壮絶な勘違いをされている気がする…。
「俺を信じてくれないか?」
俺は出来るだけ怪しまれないように優しい口調で言った。
「信じる?」
「ああ」
「知り合ってたった二日間しか経っていないのに、どうやって?」
その言葉は俺の胸にチクリと刺さったが、そりゃそうか、とも考えた。
「なんともその言葉を聴く限りでは、俺はちっとも信頼されていないらしいな…」
「いや、そう意味ではないけど…実際に私とこうして関ってくれてる事はものすごく嬉しいし、感謝もしてる。それを信じたいって気持ちはあるよ。でもこんな時間に急に息を切らせながら、そんな犯罪者みたいな表情で腕を強引に引っ張られたらちょっと…」
「不細工で悪かったなぁ!!」
ダメ子の言葉で、俺のやってきたことが無駄ではないことを知り、嬉しさを覚えつつも、少し泣き出しそうになるのは何故だろう?
「誰もそうとは言ってないよ…寧ろ私は…」
そう言うなり、ダメ子は押し黙ってしまった。掴んでいた腕から感じる体温が、少し熱くなった気がした。

「着いた」
結局なんとか場所を明かさずに連れてくる事が出来た。それは、何を隠そう俺の家。
「え?着いたって何処に?」
「俺の家」
「へ?」
「さぁ、入った入った」
「え、ちょっと、え、まっ、え?」
恐らく、今から起こる事が想像できないで、混乱しているのだろう。その隙に、背中を押して強引に家の中に押していってしまう。
「ただいまー」
「あ…えっと…お邪魔します…」
律儀に挨拶はするのね…。
「遅い!!今何時だと思ってるの!!晩御飯もうとっくに冷めちゃってるよ!!ちゃんと残さず食べないと…って、…どなた?」
いつもより少し帰りが遅くなっただけで怒鳴り散らしながら、うちの雷様がお姿を御見せになられた。
まぁ、ただの母ちゃんなんだけれども。しかしその雷様はいきなり面食らって思考停止している。
そりゃあそうだ。今まで一度たりとも女と呼べる生物を家に呼んだ事がない俺が、すっかり暗くなったこんな夜中に一人の女を連れて来ているのだ。
「雷様!!お願い!!この子を家に置いてあげて!!」
「はぁ?!」「へ?!」
二人の女と呼べる生物はほぼ同時に鳴き声をあげた。
まぁ、ただの驚いた声なんだけれども。
「いや、ちょっと、そんなこと誰も頼んでないy…」
「誰が雷様じゃ!!」
バチコーン!!とクリーンヒットした音を立てて音速の平手が俺の顔面を打ち抜いた。
「ひっ」
そのあまりの威力に、ダメ子はすっかり縮こまって怖がっている。よし、計算どおり…
「なに笑っとんじゃ!!」
思い通りの展開に嬉しくなり、笑みを浮かべてしまったらしい。それを壮大に勘違いした雷様から、シュバッコーン!!と意味の分からない音を立てる光速の平手が飛んできた。
流石にこれには耐え切れず、俺はその場で気を失った。

「別にいいよ」
「さっすが!かみなr…じゃなかった。聖母様!!」
「もう一発喰らったほうが、そのとぼけた脳を覚醒させられると思うんだけど?」
そう言って、素振りを始める。その腕が「ヒュン!!ピュッ!!」と空を切り、先程喰らった平手がまだ本気ではなかった事を俺に知らせる。
「勘弁してください」
気付くと俺は本能で深々と頭を下げていた。
「…あのぅ」
「ん?どうしたダメ子?」
「勝手に話を進めないでください…。」
「なんだ?この家が汚くって嫌か?」
台所には洗い物が重ねられ、リビングには読んだ雑誌が読んだら読みっぱなし。お世辞にも綺麗とは呼べない空間なので、本気でそうなのかと疑ってしまった。
「いや、そうじゃなくて」
ダメ子は右手でビシッと突っ込みを入れてくる。なかなかのキレだ。すっかりこっちのペースに乗せられているな。
「おば様も、なんでこんな見ず知らずの女を泊める事をそんな簡単に認めちゃうんですか?」
話は少し戻るが、先程の「別にいいよ」発言は、この件の雷様の回答である。俺が、ダメ子を、学校を卒業するまでの間、この家に置いてくれと頼んだのだ。くしくも現在は11月。あと3ヶ月もすれば俺達は卒業を迎えるのだ。せめてそれまで、こいつが少しでも安らげる空間を、俺は与えてやりたかった。
「そりゃあねぇ…面白そうだから?」
「えー…」
ダメ子は雷様の返答が、全く予想していなかったものだったので、不平を擬音で訴えるしかなくなっていた。哀れな奴。雷様は一度決めた事は意地でも変えないから、これで安心だな。
「ほら、それが決まったところでさっさと飯食っちゃいな。あ、あんたは自分で作りなよ。それぐらいは罰としてやりな。」
「へい…」「はい…」
二人はその言葉に逆らう事が出来ず、大人しく従った。

「あー、美味しかった!」
「そりゃあそうだ。うちの母ちゃんの料理は誰にも負けないと俺が自負しているぐらいだからな」
「何それ。あはは」
ダメ子は屈託の無い笑顔を見せた。
「お前、結構いっぱい笑うのな。意外だ」
「そうだよー。笑う門には福来る!ってね」
「ちげえねえ」
ダメ子がその言葉を口にするとなんだか不思議な気分になって、向こうが笑い出したのを見て、それから俺も笑った。
「うわ…わたし今、すっごい幸せかもしれない…」
「んな事無いよ。これが普通。世間一般の学生は毎日こんな生活を送ってる」
「じゃあ、みんな幸せすぎて太っちゃうね」
「意味が分からん」
「あはは…」
その笑いは少し元気が無くて、少し俺を焦らせた。なんか俺まずい事言ったか?
「みんな、か。私の幸せは、何時の間にか無くなってたんだね」
「あ…」
見るとダメ子は泣いていた。両の目から止め処なく涙を流し、しかし表情は笑ったまま。俺は何て事を言っちまったんだ。
「悪ぃ。お前の気持ちも考えないで俺…」
「いや、これは違うの!私、なんで泣いてるの?おかしいな…」
ダメ子は両手で、流れてきた涙を拭っていた。しかしそれでは全く意味がなく、顔が涙でビショビショになっていた。
「え、えへへ、これおかしいな、なんだろう?汗かな?」
「もう、無理しなくていいよ。今日は、気が済むまでここで泣いてけ。」
俺は何故だかダメ子が両親の事を考えて涙を流しているんだと分かった。たった二日間の経験から導き出した答えだが、それで間違いなかったらしい。
「ふえ…ふええええぇぇぇぇぇぇぇぇええええん!!」
泣き声を出すと同時に何故か抱きついてきた。
正直照れくさいし、恥ずかしいし、色んな妄想は襲ってくるしで…。頭の中は色々大変な事になっていたが、俺はダメ子の頭を優しく撫でてやった。俺だったら、そうして欲しいであろうと思ったからだ。

ダメ子が泣き始めて一時間。
「落ち着いたか?」
「うん…ぐしゅ!…ありがとう」
「ん」
ようやく落ち着いた顔をあげた。
ダメ子が枕代わりにしていた俺の脚は全く感覚が無く、今ちょぴっとでも触ろうものなら、身悶えするほどの不快感に悶絶必死だろう。
「ズボンびしょ濡れだね」
「誰のせいだ誰の」
「さぁ??誰でしょ?」
「お前なあ…」
「ほら、ここんとことかアメリカ大陸並みに…」
ちょぴっ
「ぐぁ…!!おま…今はちょっと…!!」
「え?まさか痺れた?」
「そのまさかだ」
ちょぴっ
「ぐあぁぁぁぁああ!!痺れりゅうううぅぅぅぅ!!…って何すんじゃこら!!」
ツンツン
「ば…おま…刺激が強…!!か…勘弁してくれええええええぇぇぇぇぇ!!」
さっきまで優しく接してやったのに…この野郎は…。まさに外道である。
「へへへ」
しかし、ダメ子の本当に楽しそうな笑顔を見てしまうと、少なくとも今は何でも許してやろうと思ってしまう、弱い俺なのであった。
「ふふ」
「あっはっはっはっはっは!!」「あーはっはっはっはっは!!」
そこからはもう、意味も無く二人して笑った。

「おはよう」
「おはようございます」
「ゆっくり眠れたか?」
「うん。そりゃあもうぐっすりと」
「それは良かった。しかし、少し急がないと遅刻だぞ」
「え!!本当に?!なんで起こしてくれなかったの?!」
あまりにも寝顔が可愛くて起こせなかったなんて、口が裂けても言えねぇ。
「俺もさっき起きたんだよ!!ほら、行くぞ!!」
「あっ!!待って?!!」

きっとダメ子の環境は今日から少しずつ変わる。それは俺がこいつと出会えたから。
まだこいつの全部を理解したわけではないけれど、一部を理解してやることが出来たから。
それが、こいつの支えにも俺の支えにもなっているから。
だから、少々の「不幸」が俺の身に起きたって、めげないし負けない。
だって、その「不幸」はダメ子が経験した「本物の不幸」には勝ち目が無いから。それが分かっているから、見捨てたりはしない。
きっとダメ子は俺に出会えて良かったと言ってくれるだろうが、それは大きな間違いだ。今感じているダメ子の幸福はもとから存在していて、少しその存在を忘れていただけだから。
俺はダメ子を見ながらそんな事を思っていた。
「ねぇ、私ね、今日から頑張る」
「あぁ、頑張れ。俺も応援するよ」
それは心から出た素直な言葉。その意味が何処までダメ子に伝わっているか、知る由はないが、今はそれでもいい。だって俺達はまだ、知り合って三日しか経っていないのだから。
「うん!」
ダメ子は満面の笑みを浮かべる。
彼女に幸福が訪れたのは、単なる偶然なのだろうか?
いや、それは違うと断言できる。彼女は今まで味方も居ないこの状況で必死に諦めず、学校に通い続けた。それがどれだけの事か、俺には分からないけど、きっと辛くて果てしないものだと思う。彼女は闘った。自分に襲い掛かった理不尽と。勇敢に、一人で。それをきっとセカイは見ていて、彼女に幸福を与えたのだ。
だから俺は断言できる。彼女自身の幸福は、彼女自身が掴み取ったのだと。
「笑う門には福来る」
彼女が口にしたこの言葉は、きっと自分に何度も言い聞かせていた言葉だ。
彼女には、触れた人間を不幸にする呪いなどない。あるのは、福を招く、強い気持ちだ。
「ほらほら!遅れちゃうよ!」
彼女は何時の間にか俺を追い越し、手を差し伸べる。
俺はその差し伸べられた手を取り、一緒に駆けていった。

----------02「福招き」おしまい----------
2009/07/26

一山

↑超えた!(゜∀゜)
----------02_01「福招き」----------

----------02_02「福招き」----------

----------02_03「福招き」----------

----------02_04「福招き」----------
ダメ子は少し考えるような顔をして、俯く。
その顔はみるみる曇っていく。
「そんなの…」
「嘘だと思いたい気持ちは分かるが、それでも奴らは実際にやってる。そしてこれからも俺らが卒業するまで続けるつもりだ…」
沈痛なダメ子の表情に気おされて、俺の声も小さくなる。
「そんなの…分かってるよ。ううん。ずっと知ってて、知らないフリをしてきた」
気がつくと表情が伺えないほど、ダメ子は俯いていて、そう答えた。
俺は結果的に、思い出したくない過去を思い出させただけだったのだ。
「でも、それが分かった所でどうしろっていうの!?あそこには、学校には…私を助けてくれる人なんて一人も居ないんだから!」
そう言い放ったダメ子は、表情を見せないまま俺に背を向けた。
―今日はもう、話したくない。
背中がそう語っているように見えた。
「ごめんね、大きな声出して。今日はもう帰るから」
ダメ子は歩き始めた。
そうして、彼女が十歩ぐらい行った所で俺は覚悟を決めた。

「俺が居るだろ」

少し離れているここからでも分かるぐらい、ダメ子はビクリと肩を震わせた。
「誰も居ないなんて、どうしてそんな事言うんだよ。俺達もう友達だろ?」
ダメ子は振り返らないままそこに立ち尽くしている。気がつくと、しゃっくりは止まっていた。
「ありがとう」
そういってダメ子は駆け出した。まるで逃げるみたいに。
これで良かったのだろうか?まるで見当もつかない。ただ確かなのは、今の俺にはこれ以上のことは何も出来ないという事。結局は、あいつの出す答えを待つしかない。伝えるべき事はきちんと伝えたつもりだ。

「あ…」
あいつの姿が見えなくなった所で、ある重大な事実に気がついた。
「『帰る』って何処にだよ…」

----------「次回へ続く!」----------
2009/07/13

PC付ける時間

↑が、なかったんです…
狼と香辛料2期始まりましたね!!
「ホロ可愛いよホロ(^o^)」再来www


----------02_01「福招き」----------

----------02_02「福招き」----------

----------02_03「福招き」----------
「ほら、何事も無く学校に着いた」
「ほんとだね…」
あの後、家に帰って着替えた俺は、ダメ子の携帯に連絡して一緒に登校した。
「だから言っただろ?」
「私に触れたのにこれといって不幸な事が何も無いなんて…すごいよ、初めてだよ。うん。」
「そうと分かったら、これからは自分に変な呪いがあるとか、そんな非現実的な事言うなよな。」
「うん。なんかすこし勇気付けられたかも」
「だろ?」
「ありがとね」
ダメ子は満面の笑みを浮かべた。
「うんにゃ。じゃあ俺はちょっと職員室に用があるから」
昨日日直の仕事で集めたプリントを、担任に届けるのを忘れていたのだ。
「うん」


「失礼します」
「おぉ、どうした?」
「すいません。昨日このプリント持ってくるの忘れちゃって」
そう言って、担任の机の開いているスペースに置く。それにしても汚いなぁ。教師の机はどうしてこうも決まって小汚いのだろうか?
「どうした?」
「あ、いえ。なんでもないです。少し机片付けたほうが良くないですか?」
「大きなお世話だ」
担任は引き出しを開け、出席簿を取り出す。その引き出しに、カップめんが詰め込まれえていたように見えたが、この際それは幻覚という事にしておく。
「そろそろ朝礼だぞ」
「はい」
俺は担任について行く。

「そういえば、昨日は災難だったな」
「え?」
「ダメ子に触ったんだって?」
「はぁ、まぁ…」
担任もその噂信じてんのかよ…
こんなんじゃ何時まで経ってもダメ子の気持ちが前を向けないだろ。お前が一番救える立場に居るんだから…と聞こえないのを良い事に、頭の中でぼやいた。

「それにしても今回はわざとらしかったなぁ。空振りしたフリしてバットを頭に当てるなんて。古典的すぎやしないか?」
「?」
担任の言っていることが理解できず、俺の頭の中は?マークで埋め尽くされた。
「なんの話ですか?」
「ん?昨日保健室に運ばれただろう?」
あれか。
「覚えてないのか?」
「いやぁ、なんとなく」
とりあえず俺は担任の喋りたそうな雰囲気を察し、適当に喋らせる。
「昨日の体育の時間にぶっ倒れただろう?あれだよあれ。お前がダメ子に触れたから不幸が訪れても不思議じゃあないからなぁ。」
担任は笑みが自然とこぼれるのを何とか抑えているといった具合に、不気味ににやついた。
「しかし、連中ももっと上手くやれば良いのになぁ…あれじゃあ他の先生にバレてもしょうがないぞ。せっかく愉快な娯楽を見つけたんだから、長続きするように気をつけろと言っといてくれ。まあバレたら俺は知らぬ存ぜぬで通すがな。」
「なっ…」
俺はその言葉を信じられず、担任を引きとめようとしたが、
「おーい、みんな席につけー」
何時の間にか教室に着いていた。
とにかく今の話が本当なら、目立った行動はマズイと思い、大人しく席に着いた。
何も知らないダメ子は俺のほうをチラッと見て目線が合うと、小さく手を振っていた。
その可愛らしい仕草に、俺は返事をすることが出来なかった。


「「放課後、昨日の自販の前」」
昼休憩に入るや否や、ダメ子にそうメールを送った。
「「分かった。またジュース奢ってくれるの?(笑)」」
とは、ダメ子の返信である。
「「調子に乗るな」」
彼女がだんだん俺の事をからかうのが上手くなって来ている気がするのだが、気のせいだろうか?
「「ごめんなさい(´・_・`)」」
本当に彼女は、少し大人しいだけの普通の女子だ。それなのに、何故このような事態になっているのだろう?色々な邪推が俺の頭の中に浮かぶ。
過去に何か…例えば悪いことしてたとか…いやいや。あいつに限ってそれはないな、と先程のメールを見て思う。
じゃあ誰かに不快な思いをさせたとか…それも考えにくいか。高校に入ってからすぐこの噂が立ったもんな。
女子からのイジメ…?考えすぎだな。入学して直ぐにいじめられる様な性格ではなさそうだし。
とにかく、色んな可能性が浮かんでは消え、浮かんでは消え。結局放課後になるまで、そんなことばかり考えていた。
しかし、ダメ子がターゲットにされるそれっぽい答えは、一つも見当たらなかった。


「よお」
「どうも」
放課後、昨日の自販機の前。
俺は一旦家に帰り、私服に着替えていた。対するダメ子は、いつもの制服。
こいつ…着るもんはちゃんと洗ってんのか…?
「ほらよ」
そんな心配をしつつも、先に買っておいたゼリーイン・ゼロカロリーコーラを差し出した。ちなみに売り文句は、「飲んだ瞬間、胃が膨張する美味しさ」だそうだ。なんだそれ…
「お、さすが太っ腹のきみ。ありがと」
「だからその呼び方は辞めろと」
「えへへ」
なにやら嬉しそうに受け取ったダメ子は、今日の朝やって見せたようにまたも一気に飲み干した。
「お前…そういう飲みもんをよく一気飲みできるな」
「いやぁ、お腹空いてひゅっく!…」
「…」
それは見事なしゃっくりだった。
「調子に乗ってしまいました」
「見れば分かりm」
「ひゅっく!」
「…」
今日は帰ってもいいだろうか?
「で、いちいち呼び出したってことひゃっく!…何か話があるんだよね?」
どうやらダメ子は真面目に話を聞きに来たらしい。しゃっくりが邪魔をしているが。
「あぁ。あまり言いたくないんだがな。」
「そう言われると、逆にきkひゃっ!…聞きたくなるんだよね」
「別の意味で言いたくなくなってきたんだが…」
真剣な表情でしゃっくりが止まらないなんて、お前はお笑い芸人か!とツッコミたくなるのを我慢しつつ、本題に入る。
「今日の朝、担任から奇妙な話を聞いた。」
「なになに?」
クラスメイトが全員でお前をいじめる為に、触れた人に不幸を起こしているなんて話…まるで予想していないだろうダメ子に伝えるのは、少々俺の心を締め付けた。
「いいか、心して聞けy」
「ひゅっく!」
「…今日は辞めとくか?俺の気分的にも」
「ごめんなさい!出来るだけ我慢します…」
そういうとダメ子は両手で口を塞いで、出来るだけしゃっくりが気にならないようにしてくれた。
その行動から、マジで俺の話を聞きたいんだなと思い、いきなり本題に入った。
「俺の推測だが、お前の不幸は作り上げられたものだ」
「…?そんなの分かってるよ?共通意識でしょ?」
「そうじゃない。最初から仕組まれてたんだよ」
「どういうこと?」
「クラスメイト全員が結託して、お前が触れた人に悪戯、あるいは危害を加えている可能性がある」
「そんなまさかぁ」
「担任から、それらしい言葉を聴いてるんだ!俺が保健室に運び込まれたときの話をしたら、あの担任なんて言ったと思う?お前の不幸を演出するのが娯楽だの、クラスメイトにもっと上手くやるように伝えといてくれだのと抜かしやがった。」
「…」

-----------「眠い!明日に続く!」-----------
2009/07/12

小説を

読んでると時間間隔がおかしくなってくるよね/(^o^)\

----------02_01「福招き」----------

----------02_02「福招き」----------
キーンコーンカーンコーン

放課後。
俺は保健室のベッドで横になっていた。
「あれ・・・?」
何故そうなったのか、なかなか思い出せずに居た。
「あのぉ・・・」
そこへ、ダメ子がやってきた。
「だ、大丈夫?」
「あぁ、平気だ」
何が起きたのか分からないが、とりあえず彼女を心配させないように適当に答えた。
「とりあえず、もう放課後だし帰るか」
「あ、うん。もう立てるの?」
「まぁ大丈夫だろ…っと!」
言いながら勢い良く飛び起きる。少し頭痛がするが(原因不明)それ以外はなんとも無かった。
「見た目によらず、頑丈なんだね」
「“見た目によらず”は余計だ」
「あ、ごめん」
「ふふ」
「あはは」
ダメ子は今度は涙の無い笑顔を見せた。
「なんかお前って普通なのな」
「え?」
「いつも一人で暗い顔してるから、犯罪者予備軍!みたいな危ない思考の持ち主かと思ったけど」
「それ、なんか失礼です!」
そういって頬を膨らませる辺り、少し幼いが。
「わりぃわりぃ。でも少し安心したよ。これで俺も、あの噂が本当に噂だと断言できる」

「…」

「だって、こんな普通の人間にそんな死神みたいな事されちゃあたまんないもんな」
「噂は、本当だよ」
「いや、だから…」
「私に触れるとその人は不幸になる。これは、私がこの学校に入学してから付いちゃった呪いみたいなもの」
「はぁ?そんなのある訳ないって」
「私も最初はそう思ってた。中学生の頃はなんともなかったから。でもね、人の思い込みってすごいんだよ?」
「思い込み?」
「うん。私がこうなったのも、学校のみんなが、“あいつに触れたら不幸になる”って共通意識を持って思い込んでるから。だから学校で私に触れた人はみんな不幸になる」
「んなあほな」
「信じがたいけど本当なの。きっかけは偶然でも、多数の人間が思い込めば共通の事実になる。するとそれは現実世界に反映されることもあるんだよ。それくらい、人間の共通意識には力があるの。」
「そんな馬鹿な話があるかよ。だいたいなぁ、ここにそれを信じていない奴が居るだろうが。それはどうなんだ?カウントされないとか曖昧な回答は辞めてくれよ?」
「だからあなたは私に触れてしまったの。信じない人は信じるべきだと、この閉鎖された“学校(セカイ)”の意志が、あなたと私を導き合わせた」
「もう電波過ぎて、ついていけないんですが」
「信じる信じないは君の自由だよ」
ダメ子は何か悲しそうに笑った。

学校から出て、なんとなく二人で帰路を歩いた。案外俺達はご近所で、家のすぐ近くまで、二人で朱色に染まった空に「なんかいいことねぇかなぁ」と呟きつつ、ゆっくりと歩いた。
「じゃあ俺こっちだから」
「分かった。気をつけてね」
「はいはい。また明日な」
「…うん」

思っていた通り、何事もなく家に着いた。

次の日の朝。
いつも通り3:00に起きた俺は、早々に飯を食い、まだ両親が起きていない時間帯に、家を出た。
これから日課の新聞配達である。
「おはよう」
「おはようございまーす」
早起きの老婆がいつも通りに声をかけて来る。…いくらなんでも起きるの早すぎだろ、というツッコミは、心の中でもう数100回はしている。
「気をつけてね」

しかし、こんな言葉をかけられたのは今日が初めてだった。

先程の言葉を気にしつつも俺は自転車で、いつものルートを、いつものスピードで駆け抜けて行く。これが終わるのが大体5:00。その後はいつもの自販でジュースを買って一服。高校三年目突入中の俺は、我ながら青春してるなと思う。
「さて、帰るか…」
愛用のママチャリに足をかけた瞬間、目の前にどこかで見たような人影が見えた。
「ん…?ダメ…子…?」
それは半ば勘だった。辺りは霧がかかっており、顔をはっきりとは確認できないからだ。しかし気になって、その人影に向かって漕ぎ出していた。
「おーい、ダメ子かー?」
その呼びかけにこちらを向いて走り出してくる。どうやら本当にダメ子だったようだ。
「こんな時間に何してるの?」
ダメ子は不思議そうな顔で問いかけてきた。
「ちょっと野暮用でね。その辺をウロウロと」
と適当にはぶらかす。うちの学校は原則としてバイト禁止なのだ。
「そっちは?」
「私?私はえーっと…」
「なんだよ」
「言わないと…ダメ?」
「いや、言いたくないなら別にいいけど」
「うーん…えーっとね…実は話せば長くなるんだけど…」
「うん」
「…」
結局黙るんかい!と一人心の中でツッコんでいると、ダメ子が泣きそうな表情をしていることに気付いた。
「家出です」
「家出かよ!!」
「はい」
「なんで!?何時から!?」
「えーっと…いつだったっけなぁ…?先週?先月?半年前?忘れちゃった」
…こいつ今なんて言ったんだ?半年前?忘れた?
「もう慣れたし、心配しなくても大丈夫だよ」
「待て待て。色々ツッコミどころ天国で俺の思考回路が追いつかん。つまりお前は自分がいつから家出してるか忘れるほど家出していると?」
「うん。」
「アホか!!なんでそんなことになってるんだよ!!」
「だって家に居たらお父さんとお母さんに迷惑がかかっちゃうし…」
「…はぁ?一体どんな?」
「玄関に落書きされたり、窓割られたり。怒鳴られたり、ゴミ投げられたり色々」
「現実にそんなことが起こるんだな…」
「だから私はあそこに居たら駄目なの。私を一生懸命育ててくれた二人に、申し訳ないから…」
「そうか…」
「だからね、昨日この近くに家があるって言ったのは嘘。ゴメンね」
「いや、そこは気にしてないから。じゃあなんだ、風呂とかちゃんと入ってるのか?飯は?」
「その辺は大丈夫。親が私の通帳にお金を振り込んでくれてるみたいだから」
「なんか、すごい生活してるんだな」
「もう、慣れたって言ったでしょ」
「それにしても…あ、ちょっと待ってろよ」
俺はそんな話を聞いて、居てもたっても居られず、先ほどの自販機で、自分の一押し「スーパーレモン“カロリーMAX!!”」を買って来てやる。
「とりあえずこれで腹ふくらましとけ」
「…え?いいの?」
「餞別だ」
「何の餞別なのかさっぱり分からないよ…でも、ありがたく頂いておくね」
言うと同時に彼女は一気に飲み干した。あれ結構腹に来るはずなのに…
「じゃあまた後で学校でな」
「うん。ありがとう。太っ腹の君」
「その呼び名は辞めてくれ」
話にオチがついたところで、俺は一旦家に帰った。

----------「明日へ続く!」----------
2009/07/11

休みなんてあっちゅう間!

はい!もう土曜オワタ!\(^o^)/
誰か早く精神と時の部屋を見つけるんだ・・・

----------02_01「福招き」----------
奇妙な噂があった。
なんでも、学校一の不幸女、通称「ダメ子」。
こいつに触ると自分も不幸になってしまうらしい。
その為、ダメ子はいつも一人で過ごしていた。
俺は別段その噂を信じている訳ではなかったが、ただでさえ取り柄が無い自分から、
少しでも残っているとされる(確証は無い)福を飛ばされてしまっては、それこそ人生が終わってしまうので、出来るだけ関らないようにはしていた。

しかし、ある日の朝。
いつもの教室へ向かう階段。目の前にダメ子が居た。まぁそれは珍しい事ではなかったのでそんなに気にしていなかった。
だがそれは唐突に起きた。
「待てよー!」
「へへーん。追いつけるもんなら追いついて見やがれ!」
馬鹿な連中が、幸せそうにはしゃいでいる。少しでも目の前のダメ子を見習ってほしいものだ。
彼女は何の楽しみも無いのに、こうやって挫けることなく学校に来ているんだぞ?
まぁ、習慣的に惰性で来ているだけかもしれないがな。
「うわ!ダメ子!どいてくれ!」
「・・・え?」
見ると、階段の所で足元がもたついた生徒が、ダメ子にぶつかりそうになっている。
「うわっ…・・・わ、わ、わ!」
何とか躱したダメ子だったが、その後がいけなかった。階段を踏み外し、俺のほうへ落下してきた。
「いぃ!」
「危ない!」
ドシン!
気付くと、無意識のうちにダメ子を受け止めていた。
「大丈夫か!?」
「え…あ、はい。怪我とかは無さそうです。ありがとうございます」
「良かった…たくあの馬鹿共!少しは周りの迷惑を考えろよな!」
「あ…あの、そろそろ離れたほうがいいです」
「え?あぁ、すまない。恥ずかしかったか」
「いえ…えっと、私の噂…知ってますよね。」
「へ?」
………し…しまったああああああぁぁぁぁ!!
触れてしまった!しかもかなりの時間!
「うわ…そういえばそんな噂もあったな…どうしたもんか・・・」
「あの…ごめんなさい…私…私がダメ子なばっかりに…」
言いながらダメ子は目にうっすらと涙を浮かべ始めていた。
「うわ!泣くな泣くな!ほら!俺は全然そんなの気にしないから!」
「……え……ほんとう?」
「ほんとほんと!そんな触っただけで不幸になるなんて噂、今時はやんねぇっての。迷信なんて本当に起こらないから、迷信って言われてるんだし、それにほら!今日のめざましテレビの占いだって俺一位だったしな!だから元気出せよ!ダメ子!」
「…ダメ子って…ダメ子って呼ばないでーーーー!!うわああああぁぁぁぁん!!」
しまった。完璧にフォローの仕方を間違えた。
「私らって…ひっく・・・好きでダメ子って・・・ぐじゅ・・・呼ばれでるわけじゃ・・・う・・・ないもん!!たまたま…うぅ・・・私に触れた子の・・・んぐ・・・飼ってたペットが・・・その日に死んだだけだもん!!たまたま…私に触れた子の…両親が…その日に交通事故にあっただけだもん!!他にも・・・他にもぉ…!!」
「うわぁ・・・」
ペットはともかく、両親の交通事故は怖いなぁと思いつつ、この状況を何とか打破しようと、言葉を口にする。
「そうだよな!偶然が続いただけでお前は全く悪くない!!関係ない!!保障する!!」
「…う…今度こそ・・・ひっく・・・ほんとうに?」
何とか泣き止みそうだ。
「あぁ!用は今日という日を俺が何の不幸も無く乗り切って、明日も登校してくれば、それを証明できるってことだろう?」
「ま・・・まぁ」
「やってやるよ。簡単だ」
多分。
「こう見えても俺は結構運のいい部類に入るからな。逆に明日までに大金持ちになってたり、可愛い彼女が出来てたり」
「それは言い過ぎだよ。あはは…ひっく」
彼女はそこでやっと、涙を流しながらも笑った。
「やっぱりか、あはは。じゃあ教室行こうぜ。遅れると先生に怒られちまう」
「うん。」
そこでようやく、この事態は収集が付き、俺達は何も無かったかのように、教室へと急いだ。
気のせいか、その時のダメ子の笑顔が、頭から離れなかった。

----------「明日へ続く!」----------
2009/07/10

ふりかけ

ふりかけ美味しいよふりかけ。久しぶりにかけたら予想以上の美味さ!(゜Д゜)
趣向変更の件は、なんか短い物語を書くという方向で決定。
続けばいいけど^^;

----------01_01「窓の外」----------

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2008/03/03

つづき2。

※真剣に読んでくださる方は久しぶりに更新から読んでください。

朝からご飯も食べずに、ねたなべ→ハム速→ブログ更新
それではつづき。

次の日の朝。気分は今までにないぐらい晴れてた。
そのとき自動車教習所で考えてたのは、
今森さんには彼氏居ない→当たって砕けろ(出来れば砕けたくない)的な事だ。
こんなんじゃあ教習所のおっさんの話は頭に入ってこない。
おかげで同じ日に入っただけの知らない高校生に質問ばっかりして頼ってたw
俺年上wwwwうぇwwww敬語wwwwプリーズwww
それからも授業中もう彼女を失わない為にはどうすればいいか考えた。
無口な俺に出来るこ・・・無口なのがいけないんじゃね?
話?をするしかな?いで?す?け?つろ?ん♪・・・
正直出来る気がしなかったorz
なにせ森さんと合う趣味なんて漫画読むぐらいだし、それも読むジャンル違ってたしo.../”rz・・・あ
俺が延々アニメとかこれが面白いよ?とかいってもフ?ン→終了だろうし。
森さんの話をよ?く思い出してみた。
そういえば最近V系にはまってるとか何とか・・・!!
曲聞いてみた。

・・・これならなんとか行けるぜ・・・!!ゴクリ
覚醒ヒロイズム?知ってんよwwwDTB自重wwwみたいな。
その後何とか時間の都合をつけ、意気揚々と後日森さんと会う約束をする。

そして合う日当日。2月22日。その日は今までにないぐらい肝が据わってた。
なんというか、今まで彼女に会うたびに遠慮していた俺だけど、
体の内側から気合がこみ上げてくるみたいな覚醒状態にあった。
俺は、相当テンぱってたと思う。
だって人生で初めて面と向かって告白しようと思ってたんだからなw
テンぱらないほうがおかしいだろ。そんな状態のまま森さんの家へ。
V系という新たな武器を手に入れた俺は、なんとか告白の手前まで行った。
実際何回も言おうとして言えなかったんだけどなw
そしたら森さんはバレバレな俺の様子を見て先に、

森「条件ありでいいならもう一回付き合ってあげる。」

そんなことを言ったと思う。俺はそれを聞いた瞬間、覚醒モードが終わるのを感じていた。
つまり安心したってこと。でも今考えると安心しすぎたのかもしれない。
俺はその条件を飲んで告白した。

俺「俺の女になれよ。」

正直言った瞬間この方はどなたですか?って?だらけになってたw
条件は、私を飽きさせるなとか、うちの親に嫌われるような事するなとか・・・etc,
親?俺何かしましたか?いや、
森さんの父親が言うには車で迎え頼んでおいて・・・挨拶ちゃんとしろ!との事だった。
あなたこっちが会釈して立ち上がっても車から降りていらっしゃらず、すぐ帰ったじゃないですかw
と思いつつ、正直全部やってやんよ!そんな気分だった。
しかし俺は気づいた、森さんは微妙に距離を置いていることに。
しかし、俺は告白をOKしてくれた森さんを信じ、それは一日目じゃあそうなるのかな?
とか自分の中で言い訳して、
だから俺は借りた漫画を返すためとか言ってもう一回会いに行く約束を立てようと決めた。
そして漫画を借りてその日は帰った。

次の日から相変わらずメールをしてた。しかし、森さんが冷たい。
あれ?俺何かしたか?昨日告白して翌日この態度?正直嫌な予感がした。
そして27日。また森さんの家に行った。
この前と明らかに態度が違った。
焦った。会話しようにも焦って何を話そうか分からなくなった。
その間も森さんはこっちを極力見ないように、そして俺から一定の距離を置くようになっていた。
もう俺は帰る頃には訳が分からなくて泣きそうになった。
でも、泣いてもどうしようもないから森さんがにやにやしてる顔を忘れないように見ておこう。
そう思った。不思議なぐらいにやにやしていた。何かいいことでもあったのか?
こっちは泣きそうなのにな。
もうダメだと思った。頑張れない。何考えてるか分からない。
自分が何してるか分からない。正直先のことが何も見えなくなった。
そんなとき、森さんは、
森「衝撃の事実教えてあげよっか?俺くんより今気になってる人のほうが好きなんだよね。」
自分は、この世界からまた居なくなった気がした。
自分の森さんに対する愛情を全て、一緒に居た時間を全て、なかったことにされた。
そう思った。だからここからは放心状態で自分が何してたか、覚えてない。

そして3月1日。森さんの卒業式。
俺は夢を見た。何故か森さんが他の男とヤッてる夢。
俺は最低だと思った。そんな目で森さんを見てたのかとか自己嫌悪した。
今思えば夢の中で誰かが諦めさせようとしてたのかな?
すごいリアルな夢。

ちょっとメールして森さんから電話
森「あのね・・・気になってる人と付き合える事になったので別れてください。」
俺「・・・やっぱり?wwww」
森「うんw」
ここからはあんまり覚えてないけど色々話したり質問したりした。
俺には連絡することはないし着信拒否もする、
でも言いたい事あるならメールしてもいいよと言われた。
正直この時間がずっと続けばいいと思った。でも、
森「じゃあ話すこともなくなったので切ってもいいですか?」
俺「最後の我侭。もっと話したい。」
俺wwww未練タラタラwwwwwマジ信じられないwwwww
www人間wwwコワイwwwwww女コワイwwwwww
そして話すうちに、
森[俺くんが嫌いになったわけじゃない。うちが悪いだけ。」
とかいうしwwwww余計未練残るわwwwやめてくれwwwwwwwwwww
だから俺は、電話を切る前に、

俺「俺のこと大嫌いって言ってくれ。」

と言ってやったw正直こうでもしないと無理wwwww
でも森さんは言うのためらってて、だから俺は先に言いたいと言ったw
俺も言うの難しかったwwwwwだって大好きなんだもんwwww
でも頑張ったw

俺「お前の事なんか・・・!!・・・好きでもなんでもねぇよ!!」

これが俺の限界wwwフルパワーwww頭の中はオーバーヒートwwww
でも言った後森さんが、

森「俺くんらしいね。嫌いって言いたくなかったんでしょ?」

俺はここで自分が泣いていることに気づいた。いつからかは分からない。

電話越しに伝わらないように気をつけた。電話するときに、

森「「今日は泣かないって決めてるんだw」」

って言ってたから。
でもそこから間髪入れずにMが、
森「うちも俺くんのこと大嫌い。」
って言った。

残念ながら、いつもは泣くことのない俺には嗚咽が止められなかった。

そこからは泣いて何も分からなかった。また、いつの間にか電話が切れていた。

そこにはメールをする馬鹿が一人。内容は
「俺があげたネックレス1万以上するから売ったほうがいいかもw
お前みたいな優柔不断女、新しい人見つけて速攻で忘れてやんよw
もうメールしないから。じゃあね。バイバイ。」
ホントに馬鹿だw忘れられる訳ないのにw大好きすぎるwもう一回ぐらい・・・
笑顔がみたいよ・・・


以上。とある童貞の初恋でした。
おしまい。

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2008/03/02

つづき。

※真剣に読んでくださる方は久しぶりに更新から読んでください。


で、忘れもしない7月6日。告白・・・といっても微妙だけどwしたわけですよ。
自分がオタクな趣味持ってることも、隠さず。
したら彼女はなんなくOKをくれた。
「そんな俺さんももっと知っていきたい!」
って言ってくれて正直ホッとした。
「それにうちは俺さんが思ってるような子じゃないかもしれないし・・・」
そんなこと分かってる。

んで、それから俺はなんとか就職しないとなぁ。相手の親とかに反対されないように。
とか考えて、なんとか今自分に出来る絵を描くことを頑張ろうと思った。
バイトも就職活動の事だけを考えるために辞めた。

それから付き合ってること親に話したりwそしたらうちの弟と森さんの妹同級生w
なんか悪いことしたかも。気にしないといいけどf(^^;
でも相談する人によってはそれ犯罪じゃんとか言う人もいるわけで・・・
森さんに嫌な思いさせたくないと思って、高校卒業するまでは絶対手出さないで大事にしてやろう。
そう勝手に決めてた。(今思えば相手に言わないとか馬鹿すぎるな)

それでそのまま普通にカップルっぽい事もしたと思う。
家が離れててなかなか会えなかったけど、一緒に買い物したり、
お互いの家に行って遊んだり。
でも、何もしなかった。一緒にテレビ見たり漫画見たり。
同じ時間を過ごすだけでも十分だと思ってた。

しかし、森さんは違ったようだ。女の子って男が何もしないと不安になるって、
都市伝説じゃぁなかったんだね母ちゃん・・・(‘A‘)ある日森さんから電話かかってきた。
最初のうちは普通の会話してたんだけど、なんか小さい声になって、

森「・・・どうして俺くんは何もしてくれないの?」

正直俺はどうするべきか迷った。
言ったら我慢してること気にするんじゃね?とか。だから俺は、

俺「森さんのことちゃんと好きだから安心して。」

とだけ言った。そしたら相手も納得してくれたのかな?しばらく話して電話を切った。
正直付き合ってから初めて?生まれて初めて?
女の子に好きって言葉に出して言ったなぁとか考えるだけで、
なんかその日は寝れなかった気がする。

それでなんだかんだで付き合い始めて初めて迎えたクリスマス。
この頃には就職先もあらかた固まってて、彼女も進学決まってて順風満帆!
でもその日も俺緊張してて、帰る時間までいい雰囲気は訪れないw
いつもより彼女が積極的だったから、俺は出来るだけ雰囲気壊さないように頑張った。
しかし時間には限界があるもので、帰る時間になってしまった。
俺「んじゃあそろそろ帰るかな・・・」
森「あのね」
俺「ん?」
森「そんなに緊張してたらキスもできないでしょ?///」
言わせてしまった。
正直この時ほど俺は最低な男だなと思ったときはなかったorz
wktk?もちろんしたさwww緊張もしたけどな。
そうして生まれて初めてキスをした。正直俺はこのキスの後、罪悪感を覚えた。
始めのうちは唇を重ねるだけだったのに、
俺が暴走してディープキスまで持ってってしまったし、何も言わずに続けてしまって、
彼女を傷つけてしまったんじゃないかとか。後悔した。
この時からかな?なんか彼女の雰囲気が変わった気がした。

俺と会っても前のように笑ってくれなくなっていた。
正直クリスマスにしたことがまずかったんだと思った。
何故か俺は人の嘘が分かるっていう変な特技を持ってて
「嘘だな」と思ったら十中八九当たってる。だから、
森「うちも楽しかったよ?(笑)」
嘘だな。
森「ごめん遅れた><忙しくって・・・」
嘘だな。
ってすぐ思った。でも俺は会うことも滅多にしてやれないし、
会ってもたいして気の利いたギャグも言えない。
正直森さんを信じて自分が好き事だって事を伝えるしかなかった。

そしていつの間にかMは、俺と会っても微妙に距離を置くようになってた。
それがつらくてその日の夜は泣いた。もう終わりだと思った。
そして2月17日。森さんから電話。正直用件は分かってた。
俺は強がって、もう会っても無視してくれ。と言っていた。彼女が泣いていた。
どうやら彼女は好きな人が他に出来たという。しかもバイト先の会社員の人。
まぁこのぐらいの歳の子は年上に憧れるもんなぁ。
電話中、俺はもう放心状態でそんなことを考えていた。
正直目の前が真っ暗になるなんて初めて経験した。
息もうまく出来なかった。
気がついたら泣いていた。
失いたくなかった。
なんでもっと素の自分を出せなかったんだろう。面白い話だって、出来なかったんだろう。

いつの間にか電話が切れていた。
焦った。
これでもう終わり?あんなに好きだって言ってたじゃん!
なんだよ、人の彼女に手ぇ出してんじゃねぇよ!
しかも知り合いかよ!
なに・・・考えてんだよ・・・
もう一回森さんに電話した。
「プルルルル・・・ガチャ」
俺「もしも・・・」
「おかけになった電話番号にはお繋ぎすることは出来ません。ブツ!ツー・・・ツー・・・ツー・・・」
終わった。
・・・いや!まだ家の電話がある!
「がちゃ」
森「もしもし?どちらさま・・・」
俺「あ?俺俺。(なんとか!なんとかしないと!)
  言い忘れてたけど(ずっと一緒に居たいんだ!でも森さんが本当に好きなのは?・・・)
  ・・・・俺のあげたものはゴミ箱にどうぞ!www(・・・何言ってんだ?俺・・・)」
森「・・・・・・・・・・・・・それだけ?」
俺「うん。それだけ。」
森「そっか・・・じゃぁね。ばいばい。」
俺「ばいば・・・」
「ブツ!ツー・・・ツー・・・ツー・・・」
この時初めて、冗談抜きで死にたいと思った。

その夜は一睡も出来ず、空気をうまく吸うことさえ出来なかった。

次の日俺は自分の体が自分の物じゃない感覚に陥った。ご飯も美味しいはずなのに、
吐きたくなった。この時午前9時。
昼ごはん前にvipの失恋板に。・・・俺はまだ頑張れる気がした。

その日弟の携帯借りてもう一回森さんに電話した。
確実に着信切られてたけどかまうもんか。納得いかねぇ。
なんで俺が森さんを諦めないといけないんだ。
その男が気になる?俺くんは嫌いじゃない?
ふざけんな。嫌いじゃねぇなら振ってんじゃねぇよ。
「がちゃ」
森「もしもし?」
俺「あ、もしもし?俺だけど。」
森「ああ、俺くん?番号消してて、知らない人からかかってきたと思って怖かったわw」
俺「おお悪い悪い。それより。この前のじゃあ納得いかない。お前と別れたくない。」
(↑今考えると混乱してるwもうこの時別れてるしw)
森「え・・・そんな事言われても・・・」
俺「だって俺のこと嫌いじゃないんでしょ?」
森「そうだけど・・・好きでも嫌いでもないみたいな。」
俺「じゃあ」
森「ぶっちゃけ、俺くんよりそっちの人のほうが好きなんだよね。」
俺「だからどうした?」
森「だから・・・今は、よりを戻すとかそういうのは無いんだよね。」
俺「・・・そ・・っか・・・」
森「だからゴメンね。」
俺「じゃあ無視してくれっていうのは無しで。あれ強がりだからw」
森「強がりかよw」
俺「うんw」
ここから少し普通の話または自分が我慢してたこと全部さらけ出して粘る。
森「じゃあ友達から・・・出会う前から始めるってのは?」
俺「ん?・・・1からかぁ・・・どうだろ?(ktkr!!)」
森「まぁこれは俺くんが決めることだから。」
俺「(数分か経って)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ友達から始めますかぁ。」
森「お。男らしいね。」
俺「///(嬉しス)」
森「じゃあメアドとか教えるね?。」
俺「あいよ。」
その日は最高に浮かれてた。
そして忘れていた。自動車学校が翌日から始まるのをw
なんだかんだで森さんのほうが覚えてたしorz

続きます。
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